人間関係リセット症候群とは?
これは医学的な病気や心理的な用語ではなく、心理状態を表した造語です。
主な特徴
- いきなり縁を切って音信不通になる
- 突然仕事を辞める
- SNSのアカウントを削除する
などなど。
私もさんざんしてきましたし、今もその衝動が出てきます。
SNSに関しても、私は仕事でしか使わないのですが、それでもアカウントを削除したりお引越しをしたりしました。
リセットしたくなる原因
人間関係に疲れたり、アカウントの運用が止まり面倒になったりした時にリセット、つまり「やり直し」をしたくなります。
同じコミュニティ内で仕切り直しをしたり、記憶をなくしたりするのが無理なので、新しい環境で1から始めたいのです。
リセット癖がつきやすい人
完璧主義
今いるコミュニティや運用しているSNSで学びがあり、「あ~こうすればいいのか」というのが掴めた時に、リセットしたくなります。
失敗した部分、自分の人生の汚点をデータのように削除したいのです。
繊細でストレスを抱えやすい
コミュニティの人と一度距離を取ってしまうと、「会いづらい」と感じてしまい、関係の再構築が面倒になりそのまま去ってしまいます。
SNSも同様に、更新が止まってしまうと再開しづらくなり、放置したりアカウントを消したりします。
人間関係に執着がない
これまで築いたものをあっさり捨てられるということは執着しない人でもあります。
自分の信念や個性を大事にし、マイペースに行動することを好むタイプです。
ですが、孤独は苦手なので誰かとは一緒にいたいので、渡り鳥のように複数のコミュニティを転々とします。
リセット癖はよくない?
よく「どこに行っても同じような試練(人間関係)が訪れる」といいますよね。
つまり、今接している人たちが嫌になって別の場所に逃げたとしても、必ず似たような状況に直面します。
まさに「天から与えられた試練」です。
人間はこの世で成長することを願われているんです。
だから、単純に「嫌だから環境を変える」では何も変わりません。けれども、「試練の越え方はわかったけど、ここにいると自分の心身が危ない」という時は環境を変えるのはアリだと思います。
例えば、ブラック企業やあまりにも相手を見下してくるヤババ…な人とか。
私は「自分が変われば相手も変わる」と言うように、私が成長したら相手にも何か変化があるのでは?
そう思うとなんか悔しい…。そう考えてあえて試練に打ち勝つのを後回しにし、リセットしたこともあります。
そして次の環境では、同じ轍を踏むことのないように学んだことを活かしました。
試練はなるべく早く乗り越えるべきですが、「その環境で」乗り越えなくてもいいと思っています。
壁にぶつかると全てが嫌になってしまいますが、それもこれも自分が成長するため糧なのです。
リセットは「逃げ」ではなく「心機一転」「リフレッシュ」という意味合いで使えるといいですね。
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